12月に思いがけないニュースが舞い込んできた。
日本のLCC、ピーチがバンコクまで就航するということだ。
しかも那覇からというすごくいい場所。
今までもLCCは就航していたし、日本各地からタイ国際航空が就航している。
ただ、沖縄/那覇というのがポイントで、東京から沖縄/那覇までは大体3時間弱。
那覇からバンコクまでが4時間程度。
東京や関西発のバンコク行はほとんど那覇の上空を通過しているのでどこかやってくれないかなと思っていたのだがついにピーチが就航することに。
那覇はLCCターミナルから出発
那覇のターミナルは3か所あり、国内線、国際線、LCCと別れる。
ピーチはLCCターミナルを利用して出発している。
以前、バニラエアでLCCターミナルを利用したのでわかってはいるが特に何があるというわけでもなく、簡単に人が出入りできるところでもない。
国内線ターミナルからLCCターミナル行バスを利用して向かう。
チェックインはセルフチェックイン機で
チェックインはセルフチェックイン機になります。
ピーチでは当たり前になってきています。
といっても国際線就航都市ではカウンターチェックインになるようですが。
それが終われば受託手荷物がないよう時は奥にある手荷物検査場に進めば良いし、
受託手荷物があるときはカウンターで預けるという形になります。
手荷物制限が厳しいLCCでは機内へもっていく手荷物も制限されています。
大概、カウンターで計ることが多いのですが、ここではそれはなかったです。
カウンターでの手続きも終えて手荷物検査の列に並ぼうとした時にはものすごい長さの列になっていました。
そして今回は手荷物検査ぎりぎりのところで測定がありました。
預けてからも荷物が増やせますし、預けない人もいるのでそのような処置になっているのでしょう。
セレモニーも盛大にありました
待合室に着くと、セレモニーの準備が整っていました。
出発の50分前くらいから新規就航セレモニーは始まりました。
3年前から構想はあったが那覇を夜に出発し、朝方那覇に到着するスケジュールということで出入国や税関などのCIQ担当者との交渉が大変だった
とのエピソードを話されていました。
そして次に那覇空港長様の挨拶もありました。
それからメディア向けフォトセッションがあり、
皆さんでピーチポーズなどもしておりました。
CAだけのピーチポーズなどもありました。
それでは搭乗開始です
ピーチの独特な搭乗スタイル(後方窓側→前方窓側→後方座席→前方座席)で搭乗が始まりました。
搭乗券確認後はハイファイブで迎えていただき
新規就航記念のお土産もいただきました
今回のお土産は布製の袋とTAGの2点。
TAGは最近人気なのでしょうか。
そして歩いて機内に向かいます。
機内はほぼ満席で新規就航から期待させてくれます。
LCCなのにまだサプライズがありました
ほぼ定刻通りに出発。
シートベルトサインもOFFになると通常は食事の販売や免税品販売になりますが、今回は新規就航記念ということで「シンハービール」が20歳以上の搭乗者を対象に配られました。
本当に特別な措置だと思います。通常はおつまみ付きで¥600もするようなものを配るなんて。
しかも100本以上積んでいるわけですからそれだけでも重量になりますし。
関西の粋を感じました。
飛行して2時間30分くらいが立ったところで機内が暗くなりましたがそれまでずっと明るかったことを考えると寝かさないのかなと・・・
バンコクではこんなサプライズも
バンコクにはほぼ定刻通りに到着しました。
今回の到着ゲートはD8でした。通常もここになるかどうかはわかりませんが。バスを使わないといっぱい歩きますし、バスだと乗り降りがめんどくさいという面があります。
バンコクではこちらの就航セレモニー開催のため、井上CEOがお出迎えしてくれました。
バンコクでもスワンナプームのバゲージタグを頂きました。
いつも混んでいるとされるイミグレーションもさほど混雑なく、
荷物もすぐに出てきたので到着して20分で空港から出ることができました。
まとめ
CEOがバンコクで挨拶をするのを見ても、やはりターゲットはタイ人という気がします。
初便ということあり、日本人がほとんどでしたがタイからの需要のほうが強そうです。
あとは白人も何名か乗っていたので、基地に勤めていて休みでタイへ行くなどの利用はあるかもしれません。この人たちは基本的には成田や関西を経由しないとバンコクへ向かえませんから。
ともかく沖縄で1日遊んでからタイへ向かうなど目的がないと関東関西の人が利用するのは難しいでしょう。スクートやタイエアアジアXが安いですから。