今回は2019年末に行ったタイ・ベトナムの復路をご紹介します。
今回は何といってもキャセイパシフィック航空の香港ラウンジではないでしょうか。JALのダイヤモンドメンバーはワンワールドアライアンスのエメラルド会員にあたるためキャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジを利用することができます。そのキャセイパシフィック航空のファーストクラスラウンジが日本の航空会社にはない超豪華でパーソナルな空間を演出してくれるということで体験してきました。
もちろんハノイ-香港間のフライトの様子や香港-羽田の様子もありますが、今回は香港のラウンジを体験しに行ったようなものですから。ラウンジ記事はまた別に作成したいと思います。
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ハノイ・ノイバイ空港
ハノイ・ノイバイ空港から香港まではキャセイドラゴン航空を利用するのですが、キャセイグループということもありチェックインもスムーズに済ませました。もちろんスルーチェックインでスルーバゲージになります。
ラウンジは2か所利用することができるのですが、今回は「NIA BUSINESS CLASS LOUNGE」を利用させていただきました。出国審査後左に進むとあるラウンジになります。このラウンジはANA・JAL搭乗者も利用することができるので少しだけ参考になるかと思います。
天井も高く外からの明かりも十分に入るのですごくいいラウンジでした。眺めももちろんですが滑走路まで見えるので離陸着陸する飛行機を撮ることもできます。飲食はちょっと少なかったかな。
チェックインを済ませて手荷物検査、出国審査後左に進む上にあるNIA BUSINESS CLASS LOUNGEにやってまいりました。ここは多くの航空会社の共通ラウンジになっています。
ソファーエリアも多く設定されています。外からの光も存分に取り入れて明るい感じです。
食事もしかりと用意されているので十分楽しめるラウンジだと思います。
窓までも近いので外の撮影も向いています。カタール航空が旅立っていきました。
ロッテの免税店があればJALの免税店があるなど多国籍な感じがしました。この空港自体も日本の建築会社が立ててますしね。
キャセイドラゴンKA296でハノイから香港まで
ハノイから香港まではキャセイドラゴン航空を利用することになります。短距離区間ということもあり、A320を利用した便ですが、機材も更新されているようで古さは感じさせないものでした。実際塗装がまだ香港ドラゴン時代の物だったので古いのかなと思ったら全然違ったのでよかったです。シートも新しく電源も付いたタイプですし、シートモニターはないのですがタブレットが挟めるようになっているので短時間でも自分で持ち込めばいろいろ楽しめるのではない方と思います。短時間ですが機内食も用意されていたりとフライトを楽しめると思います。(ちなみに2月で退役してしまったようです)
エコノミークラスの最前列。これだけ広ければかなり楽な姿勢でいることができますね。
エコノミークラスの通常の席。まあまあ広いと思います。初期の角度もあるのと足元もすっきりしていますね。
座席下にはシート電源も用意されています。3席で2つになっています。USB電源はありませんでした。
テーブルも大型のものを採用されていますし、ドリンクホルダーが別に用意されているのはいいですね。
オーバーヘッドストレージも他では見たことのない大型サイズになっています。ロックがされているかどうかわかるようにLED表示もあるのは初めて見ました。
タブレット用の支柱もこのサイズの飛行機だからこそかもしれません。シートモニターよりもWi-Fiを利用した各自端末で楽しめる方式のほうが今後増えるのかもしれませんね。
そして短時間とはいえ機内食が出ます。今回は中華風のものを選びました。
フライトは1時間30分とそんなに長くないフライトです。食事も終わると降下を開始、それにしても雲が多いフライトでした。
A320という小さい飛行機なのでノースサテライトのN505搭乗口に到着です。
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香港空港ではお土産とラウンジを体験
香港空港ではノースサテライトの500番台のところに到着し、バスでメインターミナルへ移動となります。メインターミナル到着はイミグレーション前になるので便利といえば便利だと思います。ここはメインターミナルと橋がもうすぐ完成するようでそれができると徒歩での移動が可能になります。今回はお土産を買うために1度入国し、購入後出国してラウンジに向かいました。
バスでメインターミナルまで移動になります。ここにも巨大な橋がかけられてメインとつながります。
お土産
ここでは香港ワトソンズ限定で売られているというツバメの巣パックを購入してきました。制限区域内にもワトソンズはあるのですが、ツバメの巣パックが販売されているかわからず確実に購入できる制限区域外のワトソンズを選びました。
到着階にある「Watsons」にてツバメの巣パックを購入。2個買うと1個ついてくるというサービスをしていました。
詳しくはこちらをご覧ください。 https://chihironote.com/hk_watsons_nest/
The Wing
この旅のメイン、ファーストクラスラウンジになります。
搭乗口4番付近にある「The wing」ですが、かなり豪華でスペースも広く用意されています。飲み物もシャンパンなどが用意されていたり、食事ではアラカルトレストランがありそこではシェフがふるまってくれるなど。そしてプライベートのバススペース「カバナ(THE CABANA)」があったりと最高の時間を過ごせるラウンジです。トランジットの時間が2時間程度あったのですが、買い物や搭乗開始時刻を考えると1時間くらいしかなく全部楽しめたかというとそうではないのでまた行って長い時間楽しみたいなと思うところでした。
きれいに反射している「THE WING」キャセイパシフィック航空メインの空港だけあってラウンジの規模もすごいことになっています。
ファーストクラスラウンジだからこそのシャンパン。この時は2種類用意されていました。
そしてブッフェコーナーだけではなくレストランも用意されています。ここでは一番おいしいと思っているゴマダレ担々麵をいただきました。
そしてメインの「カバナ(THE CABANA)」です。15分ほど待って用意していただきました。これは別記事にしないといけませんね。
CX542-香港から羽田
この旅最後の搭乗は羽田までということになります。そしてなんと往路の機材と同じ機材でした。まあたまたまだったのでしょうが。往路の記事を見ていただければ内容はほとんど同じになるのですが、ビジネスクラスとエコノミークラスのシートは載せておきます。どうしても詰め込みCクラスというのが納得いかないんですけどね。エコノミークラスのシートはこちらのほうがいいのかなと感じました。座席間隔やシートモニタなどを含めて。
そして機内食もがっつりではないのですが、トマトのペンネにそばとハーゲンダッツ。ラウンジで食事したので十分といえば十分ですね。
エメラルドということもあってFirstのところにならばさせていただきます。香港ではちゃんと整理されていたのですごくわかりやすかったです。
ビジネスクラスはこの詰込み型のシート。ちょっと残念なんですよね。いい路線なのにこれだと。
エコノミーはこの最新式の物になります。シートピッチも広いので結構楽々とした感じで旅することができます。
定刻に出発。香港はハブ空港なので貨物機もたくさん飛来します。
結構おいしかったですよ。けどこれだけだったらちょっと物足りないのかなという感じでした。
まとめ
ベトナム・ハノイから香港をで乗り継ぎをして羽田までというごくごく普通のフライトだったのですが、やはりキャセイにしかできないネットワークとサービスがすごくよかったと思います。
もちろん乗り継ぎなのでちょっと心配という人はいるかもしれませんが、ハノイ空港でスルーバゲージにもしていただけるし乗り継ぎ用の専用ケースに搭乗券を入れてくれたりと利用者のことは考えてくれています。
もちろん香港のラウンジが最高に楽しいということもあるのですが、おいしい食事に優雅な時間を過ごせるそして乗り継ぎの心配もほぼしなくていいキャセイパシフィック航空がかなりいい旅を演出してくれたと思います。
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