昨年10月のマレーシア発券のプレミアムエコノミー航空券が6か月有効のものだったので3月に設定していたものを利用して今回はクアラルンプールまで利用してきました。
といってもプレミアムエコノミーの航空券なので実際はビジネスに乗れるわけではなく当日ビジネスクラスに空席があったのでマイルによるアップグレードを利用してビジネスクラスへの搭乗となりました。詳しくは下のリンクをご覧ください。
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今回はSKY SUITEⅢをクアラルンプールまでの旅として紹介する。
最新の機材と最新のシート
JL723便クアラルンプール行きで運用されているのは最新のB787-9でシートも最新のシートとなっている。1列に1席2席1席と並んでいるビジネスクラスは全席通路にそのまま出られるとあってかなり利便性が高い。1席の場所を選択すると窓側ということになり、2席のところはペアで利用するときに利便性が高い。それではシートについてご案内していく。
シート
SKY SUITEⅢは前方に向かって斜めに配置されていて窓側の席は窓側を中央席は真ん中に向かって並んでいます。
今回は窓側を指定していただきましたが少し窓まで距離があるように見えますが、実際座ってみるとそこまで距離を感じませんでした。
真ん中の2席はバイザーで仕切られていますが離陸後は仕舞うことができるようになっているのでカップルでのご利用の時にも顔が見えるなどの利便性はあると思います。
モニターもかなり大きく用意されています。テーブルもかなり大きいものが用意されているので食事の際も十分なスペースがありますし、PCでの作業もしやすいです。シートポジションのリモコンも手が届くところにあるのですごく利用しやすいです。
アメニティーは専用の袋に用意されています。ポーチではなくきんちゃく袋なのが長距離と違うのかもしれませんね。そのほかにはスリッパ、ノイズキャンセリングヘッドフォン、枕にブランケット。
シートの横には小物入れも用意されていてここに携帯を入れておくと便利かもしれません。
小物入れの下にはPC用電源、USBソケット、イヤホンジャックがあり、イヤホンジャックは2つプラグのものになっています。
シートベルトは自動車のように3点式のものが用意されています。体系によっては首のところが痛くなるかもしれないのと横になっているときは邪魔だなと思ってしまうものでした。
シートを完全に倒した状態。180度フラットになります。
ただ横幅は少し狭い感じもします。極限まで攻めた形がこれなのかもね。
やっぱりおいしい機内食
せっかくのビジネスクラスなので機内食も楽しみたいものです。
JALの日本発機内食はコラボレーションが多く、和食は「くろぎ」洋食は「山田チカラ」との監修メニューとなっています。「世界中で一番贅沢なレストラン」というだけあって食も楽しませていただきました。
まずはシャンパン(シャルル エドシック ブリュット レゼルヴ N.V. )とチェイサーのペリエから。
最近お酒飲まないので味がわからないのですが、甘くておいしかったです。ほんの少しだけ頂きました。
出典:JALホームページ
今回は和食をいただきます。前菜(春霞)は中が5つに分かれているお重を用意されます。メニューも和を感じさせてくれる料亭メニューをイメージさせてくれます。
用意の仕方もさすがビジネスクラス。鶴の箸置きはセンスを感じます。
ふたを開けるとあらきれい。やはり日本の料理は整っていますね。色合い、並び。刺身もかなりおいしそうです。
出典:JALホームページ
前菜を食べ終わると、ちょうどよいタイミングで台の物(主菜)が運ばれてきます。今回は牛すき焼きと鮭幽庵焼です。
きれいな形で配置されています。
和食をおいしくいただくのはやはりここからですね。ごはんも炊き立てですし、温かいみそ汁に香の物まで。いい匂いです。
すき焼きの量が少ないかなと感じましたが、食べてみるとものすごくちょうどよかったです。しかも味付けも料亭の味。鮭もおいしかったです。
和食に合わせてアルコールは「獺祭」を少しだけ頂きました。日本食にすごく合いますし、フルーティーな味わい。ビジネスクラスを感じました。
甘味の最中もすごく上品な味でした。桜餡は苦手なのですが、この最中はおいしくいただくことができました。お茶も丁寧に出していただけましたし食事をすごく楽しめました。
機内の様子や外の景色を
食事も終わると機内は暗くなり寛げる時間となります。
その時間に少しだけ機内を探索してみました。
最新の787はやはりきれいなトイレ。ウォシュレットもついていますし、狭くない。これがやっぱり一番です。
さすがビジネスクラス、歯ブラシにマウスウォッシュが用意されていました。
ビジネスクラスも52席あるのでキャビンのかなりを使っています。本当に真っ暗にされてしまうとなんだかわからないですね。
プレミアムエコノミーにも潜入してみましたが、こちらの方が真っ暗です。何回か利用していますが、エコノミーよりもやはりこっちのほうが断然いいですね。
787はなんといっても窓の大きさ。外の景色を見るのは大きい窓が一番です。
クアラルンプールに近づいてくると雲がだんだん多くなって揺れ始めてきます。いつも着陸20分前くらいからシートベルトサインなんですよね。
クアラルンプールに定刻で到着しました。スポットはいつものC34。ここが固定になっているようです。約7時間のフライトでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ビジネスクラスのシートも最新のタイプでしたし、食事もかなりおいしいものがいただけました。クアラルンプール線はJALにとってかなり大切な路線になているようで最新の機材を用意されたりとほかの路線とは別格な感じがします。利用率も高いみたいだしこれからも人気の路線なのかもしれませんね。
おまけ
近くの席の人が携帯電話を前の座席の下に落としてしまったため探すのを手伝っていたら、整備の人が来てこのようにシートがなってしまいました。整備さんもかなり苦労していましたが何とか見つけることができました。座席の下に携帯は落とさないおようにしましょう。最悪整備まで出てこなき恐れもあるようです。