ミャンマー初進出だったので速報的な形でお届けしてからずっと間が開いてしまいましたが、このまま観光ビザ免除が続きそうなのでこの辺でお届けしたいと思います。やはりこんな時だからこそ訪れてほしいということもあるので。
今回はヤンゴン市内観光の第3弾で列車に乗ってちょっと郊外まで出かけてみました。といっても有名なパゴダというわけではなく駅から歩いて行けそうなパゴダがあったのでそこまでという感じです。駅やパゴダの周りには商店や露店も数多くあり生活を感じることができいるエリアですごく人が生き生きしている姿を見ることができました。
ヤンゴンセントラルステーションから列車にのって北上します
列車にのるためにまずはヤンゴンセントラルステーションへ。ヤンゴンの環状線には昔JRで使われていたキハ40などが使用されておりそれに乗るのがまず第一の目的です。乗るだけだったらつまらないので途中の駅でおりて近くのお寺やマーケットを散策できればいいかなと。
ヤンゴンセントラルステーション
ホテルからタクシーでヤンゴンセントラルステーションへ向かいました。メインの建物は北側にあり結構広大な土地を使って建てられていました。こちらもイギリス様式の建物ですごく時を感じます。一応南側ともつながっているようでしたが、北側に長距離のプラットホームや乗車券などの販売機能が用意されているようです。環状線に乗るためには環状線ホームへ陸橋を使って向かいそこで乗車券を買う仕組みになっています。1週どこまで行っても200チャット=約14円です。一応時刻表もあるのですが、わかりにくいのと時刻通りにあまり動いていないのでホームで待っているしかないのかなと思います。今回は左回りを利用したのですが、言われたホームに列車が来るわけではなく別のホームに。急いで出発間際に乗り込みというような感じになってしまいました。
陸橋を渡ってホームに到着。結構長いホームになっています。真ん中当たりにブースがありここで乗車券を買うことになります。
列車が到着するとかなりの人が降りていきます。9時頃でも結構な人が乗っていますね。渋滞が激しいヤンゴンでは生活の足に一応なっているようです。
路線図になります。環状線は1週約43キロ程度でここを3時間程度かけて1週します。止まる駅もそこそこあるのでまあ時間はかかるでしょう。
一応売店もあり水なども取り扱っているようです。ソフトクリームがあるかどうかはちょっとわかりませんでした。
左回りの列車がやってきましたが、これはここで終点のようです。案内がないのでかなりわかりにくいんですよね。
日本では見かけることがないディーゼル機関車や客車もやってくるので好きな人は飽きることはないと思います。
SLが置かれていて展示されている感じは無かったのですが、すこし前まで使われていたのかもしれませんね。戦前という感じもします。
駅のホームなのに線路もガタガタ。これならあまりスピードを出せないのがわかりますね。
セントラルステーション止まりの列車がやってきました。その後ろで左回りの列車もやってきて停車時間がほとんど無く出発してしまい、なんとか乗り込めましたが撮影することなく...あとで撮れば良いかな。
やっと来たJR東日本で左回りを北上します
何とかうまく乗ることができて車内を邪魔にならない程度に散策してみました。シートはプラ製に改造されてたりしていますがそのまま残っているところもあるなど雰囲気はいいですね。連結部の乗務員室も空いているのでそこからの風景もいいかもしれません。
乗ってみるとこんなマニアックなところも日本です。キハ40-562.毎月殺虫剤まいてるんですね。
乗務員室にはカーテンが。けどちょっと見れます。声掛けたらワンチャンあったりして。
途中駅のPUZUNDAUNG駅ではかなりの人がおりていきました。ここにも何かあるのでしょうね。
こんなのも普通に見ることができます。押してもつながってないと思うので押したい気分ですがさすがにしませんでした。
複線区間ではとなりを通り過ぎます。あちらもJR東日本でした。団体幕だったり回送幕だったり面白いですね。
それでも途中の駅ではタンブンをせがまれたり。面白いな環状線。
そして車内改札も進められていきます。日本からの贈り物ということでこんなステッカーもありました。
TADAR GAKAY駅に到着しました。やっと正面からの撮影です。お子様座らせてますね。のどかでいいです。この環状線。
さあ、お寺に向かって歩きましょうかね。
Mai La Mu Payaへ駅から向かいます
TADAR GAKAY駅から歩いて Mai La Mu Payaへ向かうことにしました。駅前には市場がありましたし、途中にも下記のある市場もありすごく街並みを撮るにはいい感じなところでした。もちろん Mai La Mu Payaもすごく面白いところでお寺なのにいろいろな施設がありそれもなんでって感じであったのがおもしろかったですね。
駅前から Mai La Mu Payaまでは商店や屋台がいっぱい
駅前では子供が遊んでいたり、幹線道路沿いには焦点はもちろん屋台などもたくさん並んでいるところがあり生活を感じることができました。
駅前では子供がひもとびをしていました。こんなところも昔の日本で見られた風景なのかなと思います。今は全く見かけなくなりました。
これはお米屋さんですね。こちらも米が主食なのでこのように売られています。
幹線道路から1本路地に入ると両側屋台の道が。結構いろいろ並んでいます。
唐辛子を売っているお店ではこんな感じで。カップ1杯いくらとかなんでしょうね。緑のやつなので辛そうです。
これは枕かな。こんなものまで露店で売ってるんですからすごいです。
途中ではスイカを頭にのせた方を見かけました。それにしてもすごい量です。
そしてお寺に到着する前には僧侶の像を作っているところもありました。結構リアルに作られています。
Mai La Mu Payaへやってきた
Mai La Mu Payaは広大な敷地があり仏像以外にもワニがあったり、猫がいっぱいいたりと雰囲気はすごくいいところです。物語の像もあったりしているのでもしかしたら学生が勉強に来たりする施設かもしえません。
入口で靴を脱いで入ると仏塔とリラックスしたお釈迦様が迎えてくれます。
ここのはだしは結構きつくてタイル以外のところもありコンクリートのところは暑いし、水巻いてあるところとかあるしと大変でした。
物語が用意されているようであがめているところの様子だとおもいます。なにせミャンマー語だけですから。
そんななか猫もしっかりとリラックスしてました。暑いだけなのかもしれませんけどね。
天気がすごくよかったので回るのにも一苦労でした。けど屋根があるところばかりなので日差しは避けられましたね。
まとめ
列車とお寺だけになってしまいましたが日本とのつながりという点では外せないのかと思います。今後は施設改良や信号設備なども日本の援助で進めていくようですしもっとミャンマーの鉄道がよくなるように日本からもたくさんの人が訪れてほしいですね。どうせ乗るなら途中で降りて散策もしてほしいので今回は途中のパゴダを選びましたがもちろん1周してもいいですし日本人墓地もあるようなのでそのあたりまで列車で行ってみるのもいいかもしれません。今回訪れたパゴダはかなりローカル色が強かったですがいろいろなところを訪れるのにはいいかもしれません。もちろんそこには生活があるので周りをのぞいてみてください。