旅行記

初開催!韓国ソウルでFormulaEのコースを先に見てきました(2022レイアウト版)

2014年から始まった化石燃料を使わない電気自動車によるフォーミュラカーレース「Formula E(フォーミュラE)」が2019-20シーズンに韓国の首都ソウルで開催されるということでコースになるところを一足先に見てきました。

というのが下の記事に書かれているのですが

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新型コロナウイルス感染症の影響で開催が中止になりやっと2022年8月に開催できることとなりました。そしてコースに関してもオリンピックスタジアムを使ったコースですが、レイアウトを少々変更しての開催ということになったようなのでもう一度おさらいの意味を込めて紹介します。

あくまでも撮影をしたのが2019年8月なので少し雰囲気は変わっているかもしれませんが、同じようなものだと考えていただいていいと思います。



引用:fiaformulae.com

まず、コースレイアウトですが、当初設計されていたよりも直線を少なくしてスタジアム内はうまく円を回るレイアウトにして等変更が加えられています。

ピットに関してもBASEBALL STADIUMよりに設置予定だったものを反対側に持っていき、オリンピックスタジアム前の広場を大きく使ってコーナーを作るレイアウトに変更されています。ピットエントリーのため南ストレートもかなり短くしてうまく調整しているのがわかると思います。全体のコースの長さは2020年に比べて少し短くなっていると思います。

 

スタートラインからターン1あたりまで

FormulaEはフィニッシュラインとスタートラインが別の場所に設定されているのでピット前が必ずスタートラインとならないのが特徴です。今回もピット前がフィニッシュラインになっておりスタートラインはターン21と22の間の公道直線に設定されています。


スタート地点はこの辺りになるのではないでしょか。室内競技場があるあたりで道路にはこのようなモニュメントがあります。2020年設定では奥川だったのですが、2022年設定は手前がコースになるようです。


2020設定のヘアピンはなくなり手前を右に進む形に変更になっています。道路幅いっぱいに設定されるでしょう。


これがコントロールライン付近になる場所だと思います。駐車場のゲートになるのでこれを撤去しないとコースにならないと思うのですが、どうなるのでしょうか。


車が並んでいるあたりにピットガレージが設定されると思います。それにしてもゲートが気になる。

ターン1からスタジアムセッション前まで

ターン1はオリンピックスタジアムの正面を右へ90度ターンをしてピット出口を通過してすぐにターン2・3と左へのヘアピンとなります。2020年設定のターン2が今回はターン4となります。そのままスタジアム内に入るのかなと思ったらターン5,6とシケインな形をとってスタジアムに入って行きます。ここも本来は駐車場の延長のような形で車が止まっていますがここを抜けてスタジアムに入って行きます。普段の様子を見るとここにシケインと思いますが…そんなスペースないだろと思わせてくれるスタジアム前のセクションです。もちろんスタジアムセクションを出てくるところもここになり、見ればわかりますが1台通れれば位くらいじゃないかなって。

そしてスタジアム内にはぐるっと時計回りのコースが設定されており2020年では入ってすぐには直線だったものが変更されています。


ターン1前の広場です。コントロールラインから向かうと五輪がすごく目立つところになっています。ここを右へ90度ターンをしてすぐに左方向へ180度のヘアピンとなります。かなり無理やりのコースセッティングです。


ターン4になるところです。ここも結構凸凹に見えますね。


ターン5と6にあたる部分です。ものすごいタイトなシケインになるようで、スタジアムに入る前に減速をさせるための設置のような気がします。そして出てきてのターン15になるところです。この駐車している車のあたりを車が通過していくものと思われます。


車目線でのターン5と6のところこの狭いところを左、右と曲がってスタジアムに入って行くのはかなり難しいドライビングになりそうですね。


ターン6のところ。通常はこの先も駐車場になっているようですが、ここを右に曲がります。


そしてこの左側をスタジアムセッションに向けては行くことになります。2台分あればいいかなというくらい。そして右側でスタジアムセッションを終えて出てきます。


スタジアム内には入れなかったので看板での案内になりますが②のところがスタジアムセッションの出入口となります。


よ~く見るとかなり狭いところを車が抜けていくことになります。もちろん坂もあるので結構上下するのじゃないのかなと思います。まあ抜けるところではないので...

そしてスタジアム内にはライブパフォーマンスステージも設けられるようで、ここでコンサートも開催されるようです。連日大盛り上がりのことでしょう。

 

スタジアムセッション出口からターン19まで

スタジアムセッション出口からターン17の手前までは先ほど通ってきたルートと同じところを通って次に向かっていきます。ターン16は直角で曲がっていくところになり、ここからターン19まではほぼ直線となるのでここではうまい具合にオーバーテイクが見られるかもしれないゾーンですね。2020年では観客席もかなり設けられるような図になっているのですが、2022年の図では観客席が無いことになっています。


スタジアムセッション出口からターン16の先までは同じような区間を走ってターン17へ向かいます。

オリンピックスタジアム前を通過し左に切っていくこれがターン17となります。角度としてはなだらかなので全開で抜けていけるところだと思います。


ターン17の先も十分な広さがあるのでもしかしたらオーバーテイクしやすくなるのかもしれません。


幅は十分だと思うのですけどね。2020年だと左側に観客席になっていまいた。


ターン18からターン19を望みます。フルブレーキングで突っ込んでいく場面だと思います。


しかしまた駐車場のゲートがありました。

これも開催までにはどうにかしないといけないものだと思われます。解体?それともどうするのでしょうかね。ただ面白いポイントにはなることには間違えないと思います。

ターン19からはあとコーナー2つでスタートラインまで

ターン19を右に曲がると次の大通りまでしばらく直線でターン20・21がやってきます。ターン21を右に曲がるとスタートラインまですぐです。これで1周なのですが、コントロールラインはピットになります。20・21コーナーとRの角度を若干緩くして高速で進入できるようにし、速度をできるだけ維持できるようにした結果が20・21と分ける形になったのだと思います。


ターン19を右に回ると広い道路に出てきます。広さは十分なのですが、ここには観覧席はないようなので...ここからターン20・21まで直線を走ります。


ターン19を見てみるとすごい広いコーナーになって言うので実際はどのようになるのか楽しみですね。


ターン20・21に来ると大通りに出てきます。5車線の道路の内側を右に回りスタートラインにむかっていきます。


2022年シーズンはこの交通量のところを2日間止めて開催するようです。

右側の車線をそのまま進んでスタートラインへ。

そして1周することになります。

 

まとめ

やっと開催にこぎ着けたFormula E Seoul大会ですがコース例ストにも若干の変更があったり、無理やりコーナー数を稼いでみたりとすごいことになっていました。

チケットに関しても開催1か月前に発売が開始になりどうなることだろうとは思いましたがスタジアム内にはライブステージも設けられるみたいなので2日間を満喫できるのかもしれません。

2022年7月初旬現在日本から韓国への渡航はかなり大変だと思いますが現地に行かれる方は参考にしていただいて楽しんできてください。

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