新型コロナウィルスで航空業界もかなりのダメージを受けている中、ちょうど大阪から成田へのフライトに乗る機会があったので成田空港をいろいろとみてきました。
1週間もたってしまったので現状はかなり変わっているとは思いますが、ご覧いただければと思います。
成田空港第1ターミナル
ANAを利用したので国内線は第1ターミナル南ウィングに到着します。まずは第1ターミナルの現状からご紹介します。
南ウィング国内線から国際線への乗り継ぎ
大阪からの便も搭乗率8割程度と多くのお客様が乗っていました。その中でも乗り継ぎの方が結構いるようで検査場もかなり混雑するようになっていました。
ただ、中国行きの便は欠航がかなり出ているのでそれ以外に行かれる方がそれでもたくさんいることがわかると思います。
南ウィング国際線到着階
午前中の早い時間に到着便が設定されているこちらでは乗客が多く残っているということはありませんでした。この様子だと通常と変わらないのかなと思うくらいです。
南ウィング国際線出発階
次に出発階へ移動するとかなりの混雑が見れました。11時から12時に出発するアジアやヨーロッパ便が多数あるので混雑していたのだと思います。
LOTポーランド航空のカウンターでは並ぶほど混雑していたのである程度の需要は保たれているようでした。
他にもタイ国際航空やシンガポール航空のエリアでも預けて荷物の列を見ることができました。
北ウィング国際線出発階
北ウィングではベトナム航空やインドネシア航空、スカイマークのチェックインが終わっていたようでかなり閑散としている感じがしていました。
ただKLMオランダ航空はチェックインが始まったばかりということもありかなり並んでいる様子でした。
電光掲示板では北ウィング出発では欠航が中国南方航空ということもあり通常通りという感じがします。
北ウィング国際線到着階
こちらも一通り到着済みで閑散としている感じがしたので影響についてはあまり感じませんでした。
成田空港第3ターミナル
次は第3ターミナルへ向かいました。時間はだいたい11時前くらいです。第1ターミナルから第2ターミナルへ連絡バスを使い、そこから第3ターミナルを往復している連絡バスを使って第3ターミナルへ向かいました。
連絡バス
連絡バスは時間帯や鉄道の到着によって状況はかなり変わりますが、混んでいるときは混んでいるという感じでした。もちろん少ないときもありました。
チェックインカウンター
チェックインカウンター周辺は混雑も見られるところもありました。
ジェットスタージャパンはカウンターの数も多いようで混雑はあまり見られませんでした。
ピーチアビエーションはちょうど新千歳行きのチェックインが始まったばかりで自動チェックイン機の前には混雑が見られました。
そのほか春秋航空日本やチェジュ航空のカウンターにはあまり人がいなかったのでチェックイン開始時刻の混雑はあったのかと思います。
フードコート
フードコートでは第3ターミナルから出発する便を利用する人たちでかなり混雑していました。昼食前の時間帯ということもあって混雑しているのもありかもしれません。
それにしてもLCCもこれだけ利用する人が増えたんだと実感する感じでした。
到着階
やはり、到着後すぐにバスや第2ターミナルから鉄道を利用するためにあまりここにはとどまらないためだと思われます。
成田空港第2ターミナル
第3ターミナルから徒歩で第2ターミナルへ。こちらはLCCがちょうど到着と出発する時間に重なりました。
到着階
第2ターミナルは出口が「A」と「B」に分かれているので到着便によって違うところを使うのですが、この時間帯は北側にあるBを利用していたので出口周辺はかなり混雑していました。
逆に南側にあるAはほとんど人がいない状態になっていました。まあ使われていないのですからそうなりますよね。この映像だけ使われてかなり減っていますと言われたらそうイメージしそうですが実態は違いますからね。
出発階
出発階ではLCCのチェックインが始まっており並んでいるところはかかなりの行列ができていました。
中国東方航空も行列ができていました。中国へ戻る方でしょうが、荷物の数はそんなになかったです。Thai AirAsiaもチェックインが始まっていましたがこちらもかなり行列ができていました。
チャイナエアラインのところでは健康問診票が用意されていて、各自記入するようになっていました。台湾は少し厳しめの対応のようです。
北側ではノックスクートと吉祥航空のチェックインが始まっていました。こちらも始まったばかりということもあり、預けるための行列ができていました。
LCCは今のところ乗客を集めているようですが、たまたま見ると安い日も出ているので集客に苦労しているのかなと思います。
LCB(ローコストバス)
2020年2月から「THE アクセス成田」を運行するビュートランセグループとジェイアールバス関東、「Tokyo Shuttle」を運行する京成バスグループが共同運航を開始し、AIRPORT BUS 『TYO-NRT』(エアポートバス東京・成田)となって往復284便とものすごく利用しやすくなりました。その効果もあってか混雑していて満席便もあるようでした。
満席売り止めになるので乗次の便次の便とあるのですが、自由席なので並んでいる方も多く繁盛している様子でした。
海外安全ホームページ
海外の情報はやはりここから確認するのがいいと思います。
海外安全ホームページ(外務省)
https://www.anzen.mofa.go.jp/
各国各地域の新型コロナウィルス感染症の情報や入国制限措置などの情報もあるので大変参考になると思います。
まとめ
まだまだ終息のめどが立たない状態ですが、各ターミナル徹底して拡大防止に努めているようなので安心して利用できると思います。