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新規就航!!東京九州フェリー船内紹介

ついに7月に新規航路として東京九州フェリーの横須賀-新門司が就航しました。それに伴って6月に行われた内覧会での船内の様子を紹介したいと思います。

もちろん就航日の2021年7月1日に横須賀発にも乗船してきたのでそちらもご覧いただければと思います。

あせて読みたい!
【初便】東京九州フェリーで新門司港まで!-初便レポート-

ついに運行される横須賀発九州行きのフェリー ついに7月1日より神奈川県横須賀市と福岡県北九州市を結ぶフェリーが就航することになりました。北九州側は大阪や東京からフェリーが集まる新門司港に新しいターミナ ...

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航路や船の情報

航路は神奈川県横須賀港~福岡県北九州港 527マイル(976km)で1日1便デイリー運行 約21時間で運行(日曜日を除く週6便運航予定)となっています。

船は「はまゆう」と「それいゆ」の総トン数 15,515トンのフェリーによる2隻体制で航行速力28.3kt(時速52.4km/h)というフェリーとしてはかなりの速力を持つ船となっています。

積載台数 トラック154台 乗用車30台 旅客定員268名となっており、多くの大型車を積載することも出来ますし、低温輸送にも対応しているなどハイテク化が進んでいます。

「はまゆう」は横須賀市の市花であり、花言葉”どこか遠くへ”のとおり関東と九州の架け橋として、新たな需要を開拓します。

旅客船室の種類など

旅客船室は6種類用意されており、デラックス、ステート和洋室、ステート(ウィズペット)、ツーリストS(1名個室寝台)、ツーリストA(傾斜階段式2段寝台)、ドライバー室(1名個室寝台)となっています。ドライバー室はトラックドライバー専用の客室でツーリストSとほぼ変わらないタイプになっています。各客室の数は以下となっています。

デラックス(定員2名)×2室 =4名

ステート和洋室(定員4名)×18室 =72名

ステート/ウィズペットルーム(定員2名)×2室 =4名

ツーリストS(1名個室寝台)62室 =62名

ツーリストA(傾斜階段式2段寝台)96室=96名

ドライバー室(1名個室寝台)30室=30名

デラックス 2室

バストイレ付きの個室

専用テラス付きで心地よい風に吹かれながら快適なクルージングを楽しめます。

唯一の専用テラスがあるお部屋。2名用になるのでソファーも豪華仕様になります。

ユニットバスも用意されています。

クローゼットも用意されておりハンガーの本数も十分だと思います。

ステート(和洋室) 18室

シャワーブースにトイレも備わった客室ご家族やグループ旅行に最適な船室

こちらは4名まで利用できるようになっており、奥のソファーがベットに早変わりするものだと思います。

こちらはトイレとシャワーブースが備わっています。

洗面台もあります。

こちらのクローゼットはデラックスよりも小さいですが、大きさは十分だと思います。

ステートウィズペット 2室

ペットとご一緒にゆっくりおくつろぎいただけるツインの個室

ウィズペットルームは床が絨毯ではありません。ペットも一緒に入れるのでその対策が取られています。

もちろんそのほかはステートルームとさほど変わりはありません。

ツーリストS(1名用) 62室

おひとりさまでも快適にお過ごしいただける一人用のテレビ付きベットルーム

私も利用したツーリストSですが、HDMI端子があるのはうれしいですね。テレビで動画再生を見ることも出来ます。

テレビの大きさも十分です。

ツーリストA 96室

リーズナブルなクラスの船室もカーテンが付き、プライベート空間を確保

このように客室付近には案内もあります。

また、必ず非常時の脱出経路も用意されているので乗船の際は確認してください。

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船内設備

ショップやレストランはもちろんのこと夏場にはバーベキューもできるデッキを備えるなど工夫が見られます。そして船の正面から外を見ることができる「フォワードサロン」は航海中の速度を感じることができますし、スクリーンルームではプラネタリウムや映画を楽しめるようになっています。そのほかでは子供向けのキッズコーナーや船内でカラオケやDVDなどの映像を楽しめるアミューズメントルーム、船内での運動不足解消を狙ったトレーニングマシンコーナーもあります。

レストラン

レストランは乗船時の夜食から朝食、昼食、夕食と時間を設けて営業をしています。

夜食 乗船時~1:00

朝食 8:00~9:00

昼食 12:00~13:00

夕食 18:00~19:00

時間帯にあったメニューを提供しており長い船旅でもメニューを変えることによって楽しみを増やしている。

席数は64席用意されているレストラン。間隔をあけて座ることになってもゆったりとしている空間です。

テーブル席も用意されています。パッチパネル端末を使って注文をする形になっています。

ひとり様向けの席も用意されておりこちらも間隔は十分とっての利用になります。

メニューはこのようになっています。夜食、朝食、昼食、夕食としっかり分かれておりセットメニューもあります。

船室でも食事をとれるようにテイクアウトメニューも用意されていました。

ドリンクバーとコーヒーも用意されており、コーヒーに関しては食事以外での時間帯でも購入できるようになっています。

食事が終わると精算はセルフレジでの精算になります。こちらはクレジットカードなどが利用できないので現金が必ず必要になります。

バーベキューテラス

夏の時期限定でレストラン後方にあるデッキがバーベキューテラスに変身する。こちらは利用される人数が多いと予想される場合事前抽選制になるのでもし利用したければ早めがいいのかもしれない。

バーベキューテラスを用意したのは初めてのようで夏のシーズン限定でバーベキューを楽しむことができるようになっています。

メニューも1人前から用意されているので一人から利用することができます。もちろんみんなでワイワイと行きたいところですが、今はそういうわけにもいかないでそう。

このような形でIHを使って鉄板で焼いていくことになります。これでお肉は2人前という説明を受けましたがお皿が多いので違うかもしれません。プラス野菜セットになると思います。

テーブルも5つ用意されているので混雑さえなければ楽しむことも出来ると思います。乗船される方が多いときは抽選になるとのことでした。

案内所・ショップ

お土産物はもちろんのことお菓子や飲料水も取り扱っているし、船オリジナルのグッズもあるので一度は見てみるといいと思う。

おすすめは御船印帳でフェリーに乗らないといただくことができないのでこちらはなんとしても手に入れたいものだと思います。

ショップと案内所が併設されたものになっており、営業時間も乗船時から1時までと8時から20時までとなっています。お土産や飲食なども取り扱っていますし、旅行情報誌や文庫本もあるなどある意味充実しています。

こちら側では案内所としての機能があり、船内に関することはこちらでということになります。イヤホンのレンタルやタオルなどのレンタルもこちらで受け付けてくれます。

もちろんはまゆう限定のオリジナルグッズも用意されています。

ステッカーなどリーズナブルなお土産もありますね。

御船印帳はもちろん海図なども取り扱っているのはやはり船の売店という感じがします。

もちろん「めんべい」などの福岡のお土産も取り扱っておりますし、

九州や隣接する下関のお土産も用意されておりました。

スペースでいうと九州土産が多く用意されており、関東土産は少ない感じでした。

もちろん日常的なお菓子やカップラーメンなども用意されているので小腹がとかの時に食べるのもいいかもしれません。

水や炭酸飲料はもちろん、お酒類も数多く取り扱っています。

おつまみもしっかりありますし、ウィスキーや焼酎なども多く取り扱っています。

アイスの種類も豊富!これだけあれば食べたいものはあるでしょうか。ロックアイスもあるのでお酒のお供もばっちりです。

ちなみに紙コップ、プラコップも販売していますし、酔い止めドロップもあります。

クレジットカードや電子マネーも対応する万能ショップですが、クレジットカードは携帯回線を利用した認証になるため岸に近いところでないと利用することができません。注意が必要ですね。

自動販売機コーナー・コインロッカー

ショップの営業時間外はこちらでも飲料水やカップラーメンなどを購入できます。

またコインロッカーも用意されていてコイン返却式になっており、盗難防止には役立っていると思う。

ショップが閉まっていても自販機があるので困ることはないと思います。アルコールの自動販売機もあります。

カップヌードルの自販機も用意されていてもちろんお湯もあります。小腹が空いた深夜にはいいかもしれませんね。

コインロッカーは100円の戻り式を採用しているので簡単に荷物を預けることができます。

3層吹抜けエントランス・シースルーエレベーター

エントランスには情報ビジョンやくつろげるスペースなどもありますし、車いす対応のシースルーエレベーターで4Fから6Fまで上がるとこともできます。

エントランスには豪華客船かと思うくらいの吹き抜けとピアノやモニタなどが置かれたスペースになっています。

奥にはシースルーエレベーターもあり、バリアフリーもしっかりしています。こちらで演奏を聴いたりすることも出来ることでしょう。

テーブルも用意されているのでこちらで談笑をすることも出来るかと思います。

フォワードサロン

前方の展望はこちらのフォワードサロンで楽しむことができます。出港時は閉鎖になってしまうようですが、着岸時は開いているので作業を眺めることも出来ますし、航行中も迫力のある風景を眺めることができます。

説明文にもある通り、船首を望むことができます。

サロンだけあって落ち着いた空間になっています。もちろん船首に向いている席も多数用意されています。

夜間はカーテンを閉めてしまいますが日中はかなり光が入ってきます。

出港時は光の関係で利用できませんが航海中及び到着時はこちらから見ることができます。

スクリーンルーム

映画を楽しめる空間にもなっていますし、プラネタリウムを楽しむことができます。実際乗船したときはプラネタリウムが抽選制で1時間おきに上映をしていました。

6Fにあるスクリーンルームは映画やプラネタリウムを楽しむことができます。

ビーズクッションでゆったりとした姿勢で鑑賞を楽しむことができるのでいいともいます。

アミューズメントルーム

カラオケを楽しんだりDVD鑑賞をすることが可能なお部屋になります。コロナかということもあり現在は休止中になっています。

1時間1,000円でお部屋を利用できるのであれば船内とはいえいいと思います。

簡単な個室になってしまっているので感染症対策で閉鎖されていました。

キッズルーム

最近は子供と一緒に旅をするという方も増えてきたのでキッズルームはいい設備だと思います。もちろん外からのぞける窓もあるので安心して遊ばせることも出来ます。

子供向けのおもちゃなどがあるお部屋になり無料で利用することができます。

広々としていますし、壁には海の生き物のクッションもあるのでぶつかっても安心だと思います。

外からも中の様子がうかがえるようになっているのでお子様を安心して遊ばせることができると思います。

スポーツルーム

豪華客船でもあるのですが、長時間船に乗っている時運動不足が気になる方もおられるのでバイクにランニングマシーンが用意されていて利用することができます。

スポーツルーム用意されています。

ランニングマシーンが2台、

バイクが3台あります。運動不足の解消には少しは役立つと思います。

コインランドリー

船にはコインランドリーも併設されており、洗濯物を洗って乾燥機で乾かすことまでできます。長旅だからできる選択というのもあるかもしれません。そんな時に重宝する設備だと思います。

洗濯機が4台、乾燥機が4台用意されていました。

1回200円と一般的な料金で、洗剤は自動投入ではなく別途用意することになります。

乾燥も30分100円。4.5kgなので量が多いと乾かすのにすごく時間がかかると思います。

50円で洗剤も売っていますし、柔軟剤は案内所にて取り扱っています。

Wi-Fi

船内Wi-Fiがありインターネット接続もできる時があるのですが、携帯電話会社の電波を利用している関係で岸に近いところでしかインターネットに接続することができないのと、1回の接続が30分までで合計5回という制限があります。しかもつながっているのかいないのかもあまりわからずあと何分何回接続できるのかも分からないので注意が必要です。ただ、Wi-Fiコンテンツとしてマンガの無料サービスがあるのでそれはうれしい時間つぶしになるのかもしれません。

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大浴場

6Fにある大浴場は広々とした浴槽が二つあり乗客に癒しの時間を与えてくれるスペースになっています。洗い場も十分な数があるので混雑するということはないと思います。

そしてこの船で特徴ともいえる露天風呂があることです。航海中は船速もあるので潮風を体全体で感じることも出来ますし、眺めもかなりいいものになっています。もちろんどちらの浴槽も波があるときは揺れ、アトラクションの様相を示す時もあります。それが楽しいという方もいるくらい大浴場は貴重なものだとおもいます。

営業時間は乗船時から1時までと8時から20時までとなっています。

大浴場

浴槽が2つに洗い場が数か所あるのでよほどの混雑でない限り利用できると思います。また、深夜の営業はしていないので注意が必要ですが、それ以外は20:00まで営業しているので好きな時に入れるいい空間だと思います。

露天風呂

大浴場に併設された露天風呂はなんといっても海風に裸で当れる良い空間だと思います。眺めもいいですし、リラックスできるのではないでしょうか。

 

シャワー室

こちらは24時間利用することができるので手軽にシャワーだけという方には重宝すると思います。もちろんボディーソープやシャンプーも完備しています。

身障者用バスルーム

身障者用のバスルームも用意されているのでその点も安心して利用することができます。

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まとめ

新規就航の新造船「はまゆう」、船内の様子はいかがだったでしょうか。同じく新造船「それいゆ」もほぼ変わらないと聞いております。

ホテルと同じような紹介の仕方となってしまいましたが、約21時間も滞在できるホテルと考えていただいてもいいのかもしれません。

長旅を楽しむのであれば事前にどんな設備があってどうなっているのだろうと考えると思いますがその1つとしてお役立ていただければと思います。

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